BLUE NOTE
BLP 1599
47 west 63rdレーベル,DG,RVG刻印,耳,Rなし
オリジナルMONO盤
1.Soul Stirrin’
2.We Wanna Cook
3.That’s All
4.Lullaby Of The Doomed
5.B. G. Mambo
6.Black Pearl
トロンボーン奏者、ベニー・グリーンのBLUE NOTE、2枚目のアルバム。
トロンボーンというとJ.J.ジョンソンが思い浮かびますが、
どちらが良いという事ではなく、JJは一生懸命。ベニーはリラックス感があります。
とにかくムーディ!濃厚。夜に聴くべし。
オープニングからスキャットで、ズシンときます。
トロンボーンと2本のテナーサックスにファンクボーカル、
ソニー・クラークのピアノがうまく絡み、程よく調和されている感じです。
このどっぷりとした濃厚さの中でのバラードは、さらに光ります。
スウィングよりは、ゆったりでソウルフル。
2曲ヴォーカルで参加している、バブズ・ゴンザレスが、
よりいっそう厚みのある柔らかな音にしています。
じつはベニーの前作、「Back On The Scene」というアルバムの
3週間ほど後に、この「 Soul Stirrin’」が録音されていて、
当時の勢いを感じさせます。
まったり、どっぷりお聴き下さい。