トーンコントロールは音質が劣化する?

「トーンコントロールを使うと音質が劣化する」
という話を聞いた事がありませんか?
理論的に
「信号が余計な回路を通過するほど純度が落ちる」
という考えのもとに言われています。
私が思うに、最近のアンプでは
トーンコントロールを使う事によって
音質が劣化する事は、ほとんど無いと思います。

基本的に、信号の純度を保つ事と、
音質のバランスを調整する事は、
別の問題だと思います。
私はトーンコントロールをよく使う派で、
室内の環境によって積極的に使った方がいいと思ってるくらいです。
例えば、
コンクリート壁の環境で、低音がこもり気味であれば、
バスを下げ、ftを低くとる。 とか、
日本間なら、バスとトレブルを上げてメリハリを付けるとか、
ボーカルのサ行がキツければ、トレブルを落とすとか・・・・
ようは、自分の好みの音にして聴く。
これが一番ではないでしょうか?